【1分でわかる!】旧約聖書、新約聖書、コーラン ~世界中で多くの人に読まれ続けている経典~

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【1分でわかる!】旧約聖書、新約聖書、コーラン

 

皆さま、突然ですが質問です。

 

イスラム教の神様はアッラーだと耳にした事があると思いますが、

 

「アッラー」という名前の神様がいると思ってませんか?

 

実は違うんです。

 

アラビア語で神様の事を「アッラー」と言うんです。

 

英語で神様の事を「ゴッド」と言うのと同じ感覚です。

 

ちなみにヘブライ語では神様の事を「ヤハウェ」と言います。

 

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の経典はそれぞれ旧約聖書、新約聖書、コーラン、です。

 

実はこの3つは繋がった物語なんです。

 

 

①旧約聖書(ユダヤ教)

 

「神はアダムとエバを造り~、禁断の木の実を食べてしまい~、ノアの箱舟で大洪水を~」などに始まり、モーセが海を分断したりして、イスラエル王国が建国されるまでの物語が旧約聖書です。

 

旧約聖書は「創世記」「出エジプト」など、日本人が聖書と聞いて思い浮かべるシーンが沢山出てきます

 

 

②新約聖書(キリスト教)

 

そのイスラエル王国(周辺)にてイエス・キリストが生まれ、宗教改革を行っていたところ、改革を良く思わない人達に十字架にかけられて殺されてしまいました。

 

その後、イエスの生前の言行録をまとめたものが新約聖書です。イエスの弟子達はこれでキリスト教の布教活動を広めて行きました。

 

 

③コーラン(イスラム教)

 

その後、人間たちは神の教えを守らず堕落していました。

 

そこで神様は人間に最後のチャンスを与える事にしました。

 

「これを守れば天国に行けるし、守らなければ地獄へ落ちる」という言葉を、ムハンマドという人間に預けました。

 

この言葉が「コーラン」です。


余談ですが、神様から言葉を預かったため「預言者ムハンマド」と呼ばれます。

 

念のためですが未来を予言する「予言者」ではありません。

 

 

まとめ


日本で暮らしていると、なじみが薄くなんとなく難しそうに感じてしまいますが、整理してみると流れはとてもシンプルです。

 

また聖書や宗教がある程度わかると、海外映画を見た時などに理解が深まって楽しかったりしますのでオススメです!