不動産投資に役立つ資格
不動産投資に資格は不要ですが、不動産投資にも役に立つ不動産の資格をピックアップしました。
資格取得までしなくても、テキストを読むだけでも勉強になります。
不動産投資家は、つい不動産投資の書籍だけで勉強しがちですが、こうした不動産資格のテキストでの勉強も非常に役立ちますね
宅地建物取引士
受験人数:20万人前後
合格率:15%前後
いわずと知れた、不動産の売買・仲介の「独占業務」を持つ国家資格です。
≪ 学習内容 ≫
【民法】
→債権、債務、物権、抵当権、時効、借地借家法、相続、不動産登記法、等
【宅建業法】
→免許、保証協会、報酬に関する制限、等
【法令上の制限】
→建築基準法、都市計画法、等
【税・その他】
→不動産に関する税金、不動産鑑定評価基準、地価公示法
不動産全般について幅広い知識を学習することが出来ます。
資格取得すれば、不動産業界をはじめ、転職にも有利です。将来、不動産屋としての開業も視野に入れられます。反復継続して売却する事も出来るようになりますよ。
賃貸不動産経営管理士
受験人数:2万人前後(急増中)
合格率:35%~50%(低下中)
受験者急増中の民間資格(一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会)
賃貸業務に関する幅広い知識が学べます。
≪ 学習内容 ≫
・賃貸不動産の管理に関する事項
・借主の募集に関する事項
・賃貸借契約に関する事項
・建物・設備の知識に関する事項
・賃貸業への支援業務に関する事項(企画提案、不動産証券化、税金、保険等)
賃貸業務について広く浅く学べるイメージです。宅建以上に不動産投資に役立つ資格だと思いますね。
近年中に国家資格化されるという話もあります(現実味を帯びてきているようですね)国家資格を見据えて難化傾向にありますので、取得を目指している方は早めに合格してしまいましょう。
追記⇒2021年4月、国交省令により国家資格となりました!。
管理業務主任者
受験人数:1万5千人前後
合格率:22%前後
自宅マンションを購入している人にもお勧め。マンションの管理組合や管理規約、区分所有法の権利関係について学べます。
宅建ほど知られていませんが不動産系の資格で「独占業務」を持つ国家資格です。
≪ 学習内容 ≫
・マンションの構造・設備、長期修繕計画、大規模修繕など
・管理組合の役割、会計、運営、訴訟や判例
(簿記、財務諸表なども)
・マンション建替え円滑化法
区分マンション、区分店舗などに投資をする人におすすめです。
また、SRC・RCなど建物構造や、エレベーター、ポンプ、などの設備関係についても学べます。
まとめ
不動産の資格は色々ありますが、特に不動産投資に役立つと思うものをピックアップしてみました。
資格取得までしなくても、テキストを読むだけでも勉強になりますし、必要な知識が身に付きます。
不動産投資の書籍をある程度読み終えた方は、資格系のテキストで勉強してみるのも良いのではないでしょうか。