自宅の売却でも投資用物件でも、不動産を売る時は出来るだけ高く売りたいですよね。
どうすれば高く売れるのでしょうか?
高く売るための方法をカンタンに解説します!
不動産を高く売る方法
高く売るために重要なこと「2つ」
①不動産業者と上手く付き合う
②不動産業者の思考を知る
重要なのは②不動産業者の思考を知る事です。ポイントを簡単に押さえましょう。
【売主】が最も重要視することは「高く買ってくれる人に売りたい」
一方で
【不動産業者】が最も重要視することは「自分が見つけてきたお客さんに売りたい」
これが売主と業者の決定的な違いになります。
不動産業者が、自分が見つけてきたお客さんに売りたい理由は、買主からも仲介手数料を貰えるからです。(下記の図を参照)
なので、ひとつの不動産業者にだけ売却をお願いすると、アプローチ出来る顧客が限られてしまいます。(専任媒介)
不動産業者A、B、C、Dのお客さん全部にアプローチしたいですよね。
なので、どこか一社に任せる「専任媒介」よりも「一般媒介」で複数の不動産業者にお願いして売りに出す方が良いですね。
幅広い顧客層にアプローチするのはマーケティングの基本です。あなたの物件を多くの潜在顧客に認識してもらい、高く買ってくれる人を探しましょう。
いくらで売れる?価格設定をどうするか
実は不動産価格には正解がありません。不動産業者や不動産鑑定士などプロでも見解が異なります。オークションや入札に正解価格が無いのと似ていますね。
なので、正直、価格設定は下記の方法一択です。
近年は便利な世の中で、インターネットから無料で複数の不動産会社へ一括査定を申し込めます。引っ越し業者の一括見積をイメージするとわかりやすいかと思います。
なかには大手不動産会社が複数含まれているものもあり、使わないのは勿体ないです。大手不動産会社に勤務する熟練のプロ達が、無料であなたの物件を査定してくれます。
一括査定を申し込むと、それぞれの業者が競い合って高い金額を提示して来ます。彼らも自分の所で売らせてもらいたいですからね。そこで、ひとまず提示された中で一番高い金額で売り出せば間違い無いと思います。
不動産業者のプロ達が競い合って提示してきた一番高い金額が、売れる可能性のある上限金額だと考えて問題ないでしょう。
しばらく経って売れなければ、徐々に販売価格を下げて売れるラインをさぐっていけば良いのです。
※今回取り上げたのは一例です。すべてのケースに当てはまる訳ではありませんのでその点はご容赦ください。