「駅徒歩●分」って本当?不動産業者によって計り方が異なったりするの?

「駅徒歩●分」ってどう計っているのか?

 

不動産業をやっているとお客様から必ず聞かれる質問ですね。不動産会社に就職した新卒社員はまずこれを覚えるところから仕事がはじまりますよ。

 

不動産の広告や、ウェブサイトでも必ず見かけるであろうこの表記。いったい誰がどのように計測しているのか?不動産業者によって違いはあるのか?共通ルールがあるのか?などを見ていきましょう。

 

不動産業者により違いがある?

実は不動産業者により計測方法が異なるという事はなく、共通ルールが存在します。

 

公正取引委員会が定めている「不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」によりルールが定められています。

 

どのような共通ルールなのか

計算方法は「80メートル=徒歩1分」です。

 

80メートル未満の端数は切り上げて計上します。たとえば80メートルは「徒歩1分」ですが81メートルは「徒歩2分」という表記になります(そこまで厳密に計測しているかは解りませんが)


道路距離で計測するので駅からの直線距離ではありません。まがりくねった道を通る場合は、道路沿いに計測することになります。

ちなみに、どんなに駅から近くても「駅徒歩0分」という表記はありません。駅直結の物件であっても「駅徒歩1分」という表記になります。


また、当然といえば当然ですが、賃貸と売買で異なるという事はありません。

 

注意すべきポイントは?

共通ルールがわかったところで、では注意すべきポイントは何でしょうか。

 

道路距離とはいえ、駅から物件までの「距離」が80メートル=1分なので、途中に開かずの踏切があろうが、上り坂があろうが下り坂があろうが、関係ない訳です。

 

信号待ちの時間も考慮しなくてよいとされています。

 

なので、不動産屋さんの車でご案内されるだけではなく、必ず1度はご自身の足で駅から物件まで実際に歩いてみることをオススメします。

 

自分の足で歩くことで、いろいろ見えてくるものです。